ルーヴル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画


 無料観覧券を頂いたので観に行ってきました。6月14日までと終盤に入っているからか開館してすぐに行ったにもかかわらずかなり混んでいて、落ち着きませんでした。。。
 そんな中でも目を惹かれるものはありました。アダム・フランス・ファン・デル・ムーレンが描いた「ライン川を渡るルイ14世の軍隊」この絵は背景で戦う軍隊はくすんでぼやけ、白馬に跨るルイ14世が際立って描かれており、政治的な色がよく出ている絵画として印象的です。またヨアヒム・ウテワールが描いた「アンドロメダを救うペルセウス」キャンバスの左半分でアンドロメダの美しい肢体が大きく描かれており、襲い掛かる海獣ペルセウスはむしろ脇役です。彼女の足元に転がる様々な種類の貝がらとしゃれこうべに、妖艶な魅力を感じます。
国立西洋美術館