F1GP2010第6戦 モナコ

クビサの予選2位は驚異的でした。ドライビングに定評があったのはもちろん、チームのルノークビサを中心としてマシンを造っていくとコメントしていますし、その開発の方向性が正しい証拠です。
アロンソは予選前のフリー走行でクラッシュ、マシンを壊してしまい予選に出られず。。。ピットからのスタートでしたが、序盤ヒュルケンベルグのトンネル出口でのクラッシュでのセーフティーカーの間にタイヤ交換の義務を消化して復帰、下位チームのマシンを追い立てて上位に食い込んだのは素晴らしかったです。
クラッシュが多い荒れたレースで、セーフティカーが4回も入りましたが、マーク・ウェバーのクルマは非の打ち所が無くきまっていて、終始レースを引っ張りポールトゥウィン。また一人モナコウィナーが誕生しました。ドライバーにとってここでの勝利は特別なもの、勝利会見も嬉しそうでした。おめでとう!解説のマッチも喜んでいました。ジャガー在籍時から彼を買っていたのをよく憶えています。
ヴェッテルは2位でしたが、前戦あたりからウェバーに押され気味なのが少し心配です。。。
セーフティカーが最終ラップまで、チェッカーの直前まで先導しましたが、レギュレーションではセーフティカーのランプが消え、ピットレーンに入った瞬間に解除になるとの事。解説の右京さんが冗談めかして、仕掛けるドライバーがいるかもと言っていましたが、案の定、シューマッハアロンソをパスして7位から6位に上がりチェッカーを受けました!勝利に貪欲で知られる彼の事、やはりやりましたね・・・レース終了後のインタビューでシューは、チームからのアドバイスもあったと言っており、アロンソもまさかと驚いていました。。。
参考:http://wwwz.fujitv.co.jp/f1gp/index.html
http://f1.gpupdate.net/ja/
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(2010/5/17追記)
上記のレギュレーション解釈は間違っていたようです。シューマッハは20秒加算ペナルティを受け12位に後退しました・・・。
参考:ミハエル・シューマッハ、20秒加算ペナルティを受ける : F1通信