F1GP2010第2戦 オーストラリア

小雨でスタートしたオーストラリアGPですが、初戦に引き続き劇的なレースとなりました。
スタート順位を落としたアロンソですが、鬼神の走りでポイント圏内まであっという間に持ち直す流石の走り。ともに今レースでアグレッシブな走りが際立ったのはハミルトンです。彼は他のチームと比べて多少の戦略的不利があっても自身の走りで取り返してしまう強靭さがあります。彼の走りは攻撃的で、観る者を興奮させます。
ベッテルも予選でポールを取った走りは、それに匹敵する気迫がありました。しかし決勝、トップを走りながらまたもマシントラブル、さらに今回はリタイアのノーポイント・・・。この無情さには声も出ないです・・・。昨年のチャンピオン争いからしても、序盤戦でポイントをこぼすことはシーズンの行方を大きく左右し、ボディーブローのように利いてきます。。。マシントラブルに泣かされる姿は、現在はラリーに参戦するライコネンを彷彿とさせます。とは言えまだシーズンは始まったばかり、逆に現時点ではベッテルレッドブルは信頼性を克服すれば敵無しの様相です。
結局トップチェッカーはバトン。ベッテルやハミルトンのような攻撃的な印象は弱いですが、荒れたレースで適切な判断と卒ない走りをする、こういうドライバーもチャンピオンには近い存在です。
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