2009年MotoGP総集編

最近父の影響でMotoGPを観るようになった。F1は1998年くらいからずっと観るようになっていたが、他のモータースポーツはあまり興味が無かった。と言っても、モータースポーツの世界は広いようで狭い。数年前、MotoGPを幾度も制覇しているバレンティーノ・ロッシが二輪の世界から四輪の世界へ転向し、フェラーリからデビューするなどの噂が出た事もあって、二輪の頂点、MotoGPについても惹かれるようになっていった。
今シーズン半ばから観始め、フィアット・ヤマハに乗るロッシ7度目の頂点制覇に圧倒された。また先日本年の総集編が放送され、それによってさらに魅力を感じるようになった。王者ロッシを追う次世代のライダー達･･･チームメイトのホルヘ・ロレンソ、ドゥカティのケーシー・ストーナー、レプソル・ホンダのダニ・ペドロサ。三者三様の色があり、皆応援したくなるライダー達だ。個人的にはストーナーの繊細さに惹かれる。癖有りのドゥカティのマシンを操り、乗れている時は手が付けられない程速い。しかし2008年ラグナセカのリタイアや、今季中盤の原因不明の体調不良による欠場など、ある瞬間から急に集中力を失ってしまう脆さは、涙が出るほど魅力的だ。
そして今季250ccで王者になり、来季MotoGPにステップアップする日本人ライダー青山博一。最終戦までもつれたタイトル争いは緊張と興奮の連続だった。あの冷静さと技術があればMotoGPでもきっと頭角を現すだろう。彼の今後に期待が止まない。
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MotoGP - ロードレース世界選手権｜Honda
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