京都日帰り探索

 本日4月13日(日)、京都日帰り探索に行って参りました。詳細は以下の通りです。

  • 探索ルート:

京都駅 → 東本願寺 → 烏丸御池周辺 → 河原町周辺 → 百足屋(昼食) → 京都大学百万遍周辺 → 出町柳・鴨川周辺 → 祇園周辺 → 京都駅

  • 探索時間: 8:30〜18:30
  • 移動手段: 基本徒歩(ときどき地下鉄)


 今回の探索は観光というよりも、京都の街の感覚・雰囲気を体感するという目的で行いました。移動手段を基本的に徒歩にしたのも、わずかでもその感触の断片を逃すまいと思ったからです。普段これほど歩かないもので、さすがにちょっと足がおかしくなりましたけれど。。。
 しかしその甲斐あってか、東京に似た雰囲気がそこかしこにあることに気付きました。京都にも若者が集まる服飾系ショップが立ち並ぶ場所があり、繁華街があり、オフィス街があり、観光地があり、のどかな場所があり、勉学に励む場所がありました。そしてそのそれぞれが東京に勝るとも劣らないものでした。京都の特徴は、それらが東京よりも密接に集結している点だと思います。少し歩いただけでオフィス街から観光地、観光地からのどかな場所と、京都市下京区だけでみても街の雰囲気ががらりと変わるのです。この選り取りみどりさは京都の文化であるものづくりの精神、あらゆるものを許容し取り入れる精神のなせる業だと考えられます。
 今回、私が日帰りではありますが京都を訪れるに及んだ動機は、現在の私にとって、京都がすぐにでも居を移したくなるような魅力を持っているのではないかという淡い期待をしていたからです。実際体感した結果、京都は私が生活するのにまるで問題無い場所であることを確認できた反面、すぐに飛び付きたくなるような勢いめいたものは、残念ながら感じ得ることはできませんでした。欲を言えば今回が日曜日だったので、平日に再度伺ってみたいなとも思います。
 とりあえず現時点では、私は今の場所で自分の志向を突き詰め、何らかの形にすることのみに集中していこうと思います。


東本願寺阿弥陀堂(御影堂は修復工事中)↓

百足屋さんにて、風情あり。↓

鴨川流域(葉桜は少し残念)↓



<余談>行きの電車の中、車窓の景色をみて感じたこと

 電車内、熱海から浜松にかけて懐かしい道のり、大学のとき通った道。製造工場らしい建物群と住宅が並ぶ道。真剣に土地が広い。いろんなものが創れそう。だだっ広い風景を見ると、私はリラックスだのなんだのというよりは、創作意欲が湧いてきます。日本にもまだまだ向上の余地があるんだと実感します。東京のようなせせこましい環境で過ごしていると、圧迫感にさいなまれて無力感に陥りがちになりますが、東京ではなかなかお目にかかれない風景に励まされます。あの頃と同じ風景を見ているにもかかわらず、受ける感情がまるっきり違うことに驚きつつ、私の中が確実に変化しているのを感じかなり興奮しました。