DIR EN GREY
DIR EN GREYというバンドが好きです。
私は元をたどるとX(X JAPAN)のファンでした。そのXのYOSHIKIがメジャーデビュー時にプロデュースを手がけたのがDIR EN GREYでした。メジャーデビューシングルを3枚同時リリースでスタートした彼らは、私の中では常にアヴァンギャルドでい続ける存在です。リリースされる楽曲は、常に私のイメージの半歩先を行っているのです。今までの状態に依存しすぎるでもなく、突拍子過ぎるわけでもなく。そういった歩みを続けて変貌を遂げてきているので、最近になってから好きになった人には以前の彼らを受け入れられないということも間々ありうる事です。
結成10年を迎えた彼らの初ベストアルバムが今月リリースされますが、ここに変化を続けてきた姿が凝縮されているように思います。また根源にある狂気、悲しみ、虚しさ、無情さ、残酷さ、そして生々しさは今もなお揺らぐことは無いのだと思い知らされもします。
