ウィンブルドンテニス2008―杉山愛のタフさ
今週からウィンブルドンテニス2008が始まりました。昨日、今回で16回目の出場となる杉山愛の1回戦がありました。相手は18歳、ベルギー期待の新星ヤニア・ビクマイヤー。彼女が2歳のときから杉山はウィンブルドンに出続けているという実況に驚嘆しました。。。
試合は長身と手足の長さを駆使するビクマイヤーに、杉山がフットワークとしぶといレシーブで応戦する形になりました。しかし杉山の肉体面・精神面を通してのスタミナ、タフさには脱帽でした。試合が進むにつれてビクマイヤーが肩で息をするようになったのに対して杉山は落ち着き払っていました。感情的になることも無く、2セットを連取して2回戦進出を決めました。
日本国内でクルム伊達公子が後進を刺激する中、トップで戦い続ける杉山愛に期待します。男子では昨年の雪辱なるか、ラファエル・ナダルの躍動感あふれるプレーが楽しみです。(敬称略)
※写真:赤いチューリップ